予想外を楽しみたい

 

SoulChefが泣けるのか、

はたまた49ersの心地よいラップが良いのか、

サンプリング元が良いのか、てかサンプリングか?ドラムか?

いや全部だ。

 

 

まぁアルバムに結構いろいろな曲入ってるんですけど、

単品ぶっちぎりでこのBlind Man Seeを繰り返し聞いてます。

 

ジャケのヘヴン感(若者言葉)もたまらない。

気球、島、虹、晴れた空、美味しいとこ取りのパラダイス、

そんなジャケにこいつぁ全く負けてない!!

 

「死ぬ前に聞きたいラップ」を問われたらこれかもしれない。

余韻がいいから。死ぬ前にラップが聞きたいかと尋ねられたら

「ううん、ちょっと待ってね?」って言うけど。

 

 

 

 

 

ラップといえばこれも夏の間よく再生していた。

4人のラッパーがキャンプに行く動画。

 

 

秘境でテントを張って晩飯を作り、川で遊び、

夜に火を囲んで思わずラップが始まってしまう。

 

このトラックもまーーーーーーーーーーーー良い。

田我流とチルプソと鎮座ドープネス3人でレベルの高いラップが往来した後、

ビッグベンが

「男なら張っとけよテント〜 レッツゴ〜!!」

 

ガニ股歩きで全てなぎ倒す三国無双の張飛みたいな暴れっぷり。

超少ないワードで3人を圧倒する。

 

これ見てキャンプしてぇ〜って夏中ずっと思ってましたね。

友達と日取り合わなくて今年はできませんでしたが。

持て余したモチベーションで携帯用のガスコンロ買いました。

 

 

 

そして最近になって知ったけど、フリーダウンロードで

このラップを落とせるっていうね。予想外を楽しみたい。

 

 

 

 

街へ戻った彼、そして彼女は

 

突然の贈り物/大貫妙子

を聞いて泣く。

 


大貫妙子 突然の贈りもの

 

 

 

置き忘れたもの 何もかも そのままにあるの

幸福でいたなら それでよかった

 

この「そのままにあるの」のところに大貫妙子

ソウルが注ぎ込まれているように聞こえる。

メロの感じからそう察している!!

 

 

 

 

別れた男性のことを思って、

いや、今となっては別に思っていないのだと思う。

新しい生活を始めた2人のお互いの距離感を

慈しんでいるように聞こえる。

 

皆と始めた仕事にも慣れて 元気でいるから 安心してね

 

この辺を歌詞にぶちこむところがかっこいい。

大貫妙子さんの人となりがなんとなく伝わって来る。

そんなに量の多くない歌詞なのに、

よくぞこういう言葉を選んだなと思う。

宇多田ヒカルが最近のアルバムで

「俺の彼女はそこそこ美人 愛想もいい

気の利く子だと仲間内でも評判だし」という

歌い出しをしている曲くらいかっこいい。

 

 

この頃の女性の歌の余韻の良さって、どこからくるものなのだろう。

時間が経って熟成された旨味みたいなものなのだろうか。

山崎ナオコーラの『長い終わりが始まる』の読後感と似た曲だった。

長い終わりが始まる (講談社文庫)

長い終わりが始まる (講談社文庫)

 

 

 

 

最近貰った中で一番衝撃的だった「突然の贈り物」は

友人が50円で買った「トンコツ」でした。

気づけば俺のカバンの中に入っていた。

 

 

 

 

p.s

 

Sky Romance 空のロマンス (w/ Night Tempo) | Skibblez

そういえば最近リリースされたこのFuture Funkの元ネタは

大貫妙子の「海の少年」です。良い。

 

 

 

 

スケート

 

 

日曜日、リビングのソファベッドで寝転んでいた私は

隣の和室のテレビで母が見ているフィギュアスケートの大会の様子を

音声だけ聞いていた。

 

とある選手のパフォーマンスが始まると同時にピアノが流れてくる。

「クラシック?いや、今風だな。グルーヴ感あるわ。(謎の表現)

え?待ってこれめっちゃ良いな!誰だこのピアノは!!」

 

私はソファからガバッと起き上がって

母の見ているテレビの目の前まで走って

スマホのSoundHoundをかざした。

Fazil Sayだった。

 


Fazil Say-Black Earth (Kara Toprak)

 

 


Fazıl Say - Mesopotamia, Symphony No. 2

 

大会で流れていた曲はYouTubeにはなかったんだけど

それはそれはグルーヴィーなものだった。

 

フィギュアスケートのパフォーマンスで流す曲は

クラシックとか映画音楽が多いっぽいけど、

この辺は個人的に手が伸びづらいところであるので、

フィギュアスケート選手の熱いパフォーマンスを添えて

教えてくれるのはとってもありがたい。

ラフマニノフの曲も浅田真央選手が使っていた時に

初めて聞いて鳥肌が立った。

 

 

 

 

以前バンドのスタジオ練習終わりに

高田馬場スケートリンクにベースを担いで行ったことがあった。

「我こそは未来の浅田真央!織田!」と言わんばかりに

やる気に満ち満ちた子供達が氷上で軽やかに滑っているリンクの傍らで、

23〜24の男3人が生まれたての子鹿のような体勢で悲鳴をあげていた。

 

子供たちのコーチをしているお母さんアイススケーターの

安定感のある滑りを盗み見ながら「絶対うまくなってやる!」と

氷上でメラメラで燃える男3人。コインロッカーの横で着々と冷えていく俺のエレキベース

 

※楽器を持ってスケートリンクに行くのはやめましょう。 

 

 

 

個人的にフィギュアスケート選手に

「この曲で滑ってみてほしい」というのがこれ。

ロンドンのポップス王子と称された。「bo en」

 

ポップスとして本当に質が高い。

なんとフリーダウンロードである。wavファイルで。

 

飽きさせない構成。

中盤〜アウトロにかけてゆっくりと迫ってくる

大団円感。

 


デジタル大辞泉の解説
だい‐だんえん〔‐ダンヱン〕【大団円】

演劇や小説などの最後の場面。すべてがめでたく収まる結末についていう。「大団円を迎える」

 

 

 

1本のハッピーエンドの映画を見終えた後のような気持ちの良さ。

 

 

 

 

 

ほかの曲ももちろん良い。

「miss you」はbo enが「コレカライッショケンメガンバリマス!」と

叫ぶ歌詞があってこれが良い。

 

 

 

 

 

AKIRA

 

 

AKIRAの事、ってまーすごい今更なんですけど。

2020年のオリンピック会場が東京に決定した時に、

Twitterで「AKIRAが予言していた!」って騒がれてましたね。

実際に82年に発売されたその漫画の中に

「2020年、東京オリンピックを控えたネオ東京」と書かれている。

ネオ東京になるかはさておいて。

 

AKIRAのコミックは高校生の頃初めて読んだ。

「お前はいいからこれを読め!」と友人がカバンからAKIRA全巻を

取り出して机の上にドサっと置かれた時、私は白目をむいてしまった。

AKIRAコミックは普通のジャンプコミックの4倍くらいある。

その存在感たるや。

1冊1キロはあるんじゃないだろうか。

持って帰りたくない気持ちでいっぱいだった。

 

結局しぶしぶ教科書を全部学校に置いて

カバンに全巻詰め込んで家で読んだ。

「うん、まぁなんかよくわからんけど、面白かった?よ?」

というのが当時の素直な感想だった。

 

 

そして時間が経ち、高校生の流行っていた「けいおん!」を

リアルタイムで見ずにベースを弾いていたあの17歳の自分では

想像もつかないようなアニメ豚に化した私は7年越しに

AKIRAと再会することになった。アニメで。(暇だったから)

 

 


Akira - motorbikes scene

 

結果:くそかっこよかった。

画が綺麗過ぎて膝から崩れ落ちた。

これが80年代のアニメというのが信じられない。

人の動きとかもすごいんだけど、

ネオ東京の街並みとか、バイクの疾走感とか、

2016年現在でも最高にクールだ。

テールライトが線を引いているシーンはGIFにしたいくらい良い。

 

 

 

さらにいうと、劇中の曲がいい。

 

 

ソウルみなぎる民族的な印象なのに、

ネオ東京の街並みになぜかベストマッチしている。

時代が進んでいるからこそ、原点への見直しがされているのだろうか。

ちなみに上はRemix、四つ打ちのキックが入っており、フリーダウンロードである。

 

 

 

 

 

Shelter

 

ポーターロビンソンの新曲のMVをなんと

A-1Picturesが作っていた。

 

おかげさまで上質に泣けるMVである。

ちょうど最近A-1Picturesのアニメを掘っていた。

WORKS | WORKS | A-1 Pictures

 

ド級の有名どころとは別でどんなの作ってるんだろうと思って

色々と眺めては視聴している。

 

ソラノヲト」とか「GATE」とかも非常に好みでした。

一番このMVに近い気持ちになれるのはソラノヲトだと思います。

直近で見たのは世界征服〜謀略のズヴィズダー〜です。

「銀髪ロリっ子がウドの力を使って目論む世界征服from立川」みたいな。

ローカルなのに規模がやたらでかいアニメで面白かったです。

終始ウド川(立川がモデル)から出ないけど。

 


ズヴィズダーの勧誘

 

エンジェルビートとかもそうだったけど、

ちょっとアウトローな集団が色々と悪巧みするアニメが

結構好みなのかもしれない。

 

このズヴィズダー幹部の刀持ってる女の子が

柄をデコっているのが非常に良かった。

 


【ズヴィズダー】鹿羽逸花ちゃんの料理のくだりがかわいい

 

飯を作るのが超ヘタである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポーターロビンソンの曲をどう聞きたいか。

個人的には大きなクラブで聞くのは少し違う気がしている。

雄大さ、優しさ、それでいてキレのあるサウンド。

この迫力はよもや室内ではおさまるマイ!!

ひらけた草原で雲一つない空を見上げて聞きたい。

具体的には北海道で聞きたい…!!

 

そして「Ah....!!! Still Alive!!!」と叫びたい。

 

 

 

 

 

 

 

2時間だけの食事

 

 

 

今はラジオ聴いてるとどこでも宇多田ヒカルが流れる。

今日なんか椎名林檎とのコラボ曲「2時間だけのバカンス」を2回も聞いた。

しまいには本人もMCで出てきて、最後に母親の曲を流していた。

俺は以前築地で食べた4500円の「マグロ尽くし」を思い出していた。

 

 


「二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎」(アルバム「Fantôme」TV-SPOT)

 

 

 

 

 

椎名林檎宇多田ヒカル

どっちも好きがゆえに分けて聞いてたいなあと

思わなくもない。

 

寿司とドーナツ同時に食えと言われても

困ってしまうのと似ている。言われたことないけど。

 

ああ、でも100円寿司だとあの意外に充実したスウィーツとか、

コーヒーとか、醤油ラーメンとか、ついつい注文してしまいがちだ…!

あとマヨネーズかかって炙ってあるやつとか!

人はなぜ回転寿司であれらを頼むのか。寿司屋に来ているくせに。

 

あれらは寿司屋における邪道、ナンセンスな商品である。

「寿司好き」から見れば言語道断であろう。

でも、私は100円寿司で「エビマヨ炙りチーズ」を口に入れた瞬間に思った。

 

「もうあれだね、これはジャンクフードだね」

100円寿司チェーンが出現する以前の現代日本の寿司が属していた

「贅沢品」というカテゴリーから逸脱し、

「ジャンクフード」というカテゴリーに属した

全く別もの別ジャンルの寿司なのだ。

 

だからハンバーグ寿司もあって良いし、

コーンマヨ寿司もあって良い。

マグロと称して深海魚使っても良いし、(噂)

ラーメンが4種類あっても良いのである。

そのうちパンケーキが出てきても良いのだ!!

 

 

 

 


Y.I.M / パンケーキ

 

 

 

マンゴーじゃ、ないですよね?


中原めいこ - 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。 - 1984.04.07

 

俺たちって、キウイ・パパイア・マンゴーだっけ?

 

この時代のポップスが、まぁフューチャーファンクと出会ったのと同時に見直され始めている。

中でもエレクトロなファンクっぽいのを見つけると

「うわああ、このシンセの音よ…!!ちょっともう!!」ってなる。

 

 

今日は笹塚のリサイクルショップでこの「中原めいこ」を見つけた。

1989年に発売されたものだろうか。ラックの下の100円コーナーで見つけた。

見つけたというか、もう拾ったみたいなもんだった。

 

 

 

もうこの頃の中原めいこはある程度サクセスした後なのだろうか。

ジャケットの裏にはド派手なジャケットを着て、

プールサイドで黒人の子供に酒を運ばせるえげつない写真が…。

その下にはシルクのドレスを着てペイズリー柄のクッション&ソファに座って

カメラ目線の中原やすこ。

 

俺は思った。

ペイズリー柄のソファ&クッションて!!!」

 

この頃の中原めいこはアルバムを8枚出して、

コンサートなどのイベントをこなしていく芸能生活に疲弊しており、

一時的にニューヨークに移り住むことを決意したそうです。

 

 

「自分が本当に好きなもの、やりたいことは何か、わからなくなりかけていました。オーバーヒートしたのかもしれない。だから、自分で日曜日を作ろうと思ったのです。

長い、1年の、心の日曜日。」

 中原めいこ アルバムのブックレットより

 

 

 

そんなニューヨーク時代を経て出てきたこのアルバム。

先ほどの動画のようなポップな印象を少し残しつつも、

艶やかなマジモンなセレブ感が漂いまくっている。でもポップス。

結局、曲は良いのかというと、めっちゃいい。

100円で買ったのが申し訳なるほどに最高な内容だった。

歌も楽器類も詰め込みすぎてないグルーヴで踊れる。

普通にDJでもかけたいし、サンプリングしても楽しそうだ。

 

 

 

 

中原めいこは、いまいくつなんだろう。

ニューヨークから帰ってきたのだろうか。

多分調べれば出るんだろうなあ。(調べない)